卒業までの半年

こうの史代この世界の片隅にを読み直してみた。中巻に一問一答があった。「まじめに働く人すべてが馬鹿に見えます。大日本帝国も堕ちたものだ」「そんな日も有ませう。毎日ならば神経衰弱です。即刻病院へ」
あああ。わかってたことなんだけどな。こう、なんか暗い気持ちになる日もあるってこと。ダメな日ってのもあって、いつも完璧なんて無理だってこと。そもそも完璧な日なんてものがこれまでの人生で一度でもあったかと自分に問い質したいぐらい。だけどなぜか忘れてたんだな。頭が悪いとこういう点で不利だな。
あとはドラえもん映画の主題歌アルバムを聴いてて、アニマル惑星の天までとどけの歌詞に僕は励まされてしまった。弱いあなたは人間らしい、か。僕にとってこの頃の曲ってのは、ある意味で子守唄的役割を果たしているんだろうね。
ちょっと前に老人に童謡がかなり売れたと聞くが、それは昔に回帰できるからなんだろうね。子供の頃の気持ちみたいなものって、みんな持ち続けて生きているんだなぁと。僕もこれからは今までの積み重ねを思い出しながら生きていくんだろうなぁと。そういう風に思ったのですよ。
そう思うとね、僕は後悔ばかりで、迷惑ばかりで、一歩前に出なかったことばかりで、それで悲しくなってしまったのですよ。だけど、それでもいいんだってことを、それによって励まされるのが普通なんだから、それでいいのかなぁとドラえもんの歌を聴いてて思ったのよ。
昨日とおととい、今日も一日憂鬱の中にいたんだけど、もうなんか大丈夫なんじゃないかと思います。春が終われば夏になる。さらば青春よ。これからが最も暑い季節なんだろう。
明日からはちょっとブログっぽく世事に一石を投じていく。