詩を書いてみようと思う

小椋佳のめまいが凄いから何か詩を書きたくなった。ただ今の時代を表す言葉で、人とか愛とかそういったものを表したものにしたいと思うが、それがわかれば誰も苦労はしない。
今の時代を考えてみる。今は若者は減って、老人が多い。老人は強く、若者は弱い。若者はそれなりに恋をしている。ただ結婚はできない時代である。給料みて声をかけるのをためらうことが本気でないというのなら、本気でふたり幸せになりたいと将来のことを考えることさえも虚しいということだろうか。俺に君の幸せを背負う力があれば、全てを押しのけて君の体を抱きしめるのに。てな具合のことを考えている若者は、ぼちぼちいるんじゃないかしら。
もう待てない。そういわれて、別れる人は昔より多いのかなあ。
あとは結婚していない30、40代の気持ちを歌った曲なんてのも少ないかもしれないな。あの人たちの気持ちはあの人たちにしかわからんし、ましてや俺のような若造がわかるわけも無いけれど、きっと過去にはいろいろとあったのだろうと思う。だけど結婚までは至らなかった。今はただ輝く宝石を身に着けて、一人の町を歩いているんだろう。大学の頃、バイト先の会社の男性で、40ぐらいで、頭が良くてかっこよくて、ただ結婚していない人がいて、その人はいい服着て、いい時計していたけれど、心の中はどういったものだったのか。


不況や社会不安に目を向けている人は多いけれど、それは自分のことから目を逸らしているだけなのではないだろうか。過去の恋愛や、挫折。それらから。もちろんそれぞれ様々なことがあったんだろう。コンクリートに慣れてしまった、そう感じる人も多いだろう。ネオンが明るいせいで、人の顔に影が映る。
今の時代は携帯電話で好きな人にメールをするにもドキドキしている若者がいる。それは好きな人の下駄箱に手紙を入れるほどロマンチックじゃないかもしれないけれど、心の動揺は同じように激しいものだと思うし、返事の無いのが返事なのだと、そういうことなんだって思ったりする。どんなに便利になったとしても、愛する人に愛されるための道具は無いものだと思う。


という感じの社会情勢なのではないかしらと思う。さて、詩を書こうと思うが、今日は今から修理した靴を取りに行ってくる。ではまた明日。