最初の日記

こういったサイトを立ち上げるのは何度目になるか・・・。続いてるのはヒトツだけで、あとはmixiか。

いつも最初の日記の内容は迷いどころだ。このサイトのスタンスを決めてしまうものだ。スタンスは長くやっていると少しずつ変化していくこともあるが、だとしても当分の間はこの文体で進めなければいけない。

この強迫観念は基本的に自らの「見て欲しい欲」がそうさせるものでそれが無ければこうは思わない。なぜなら、唐突に文体が変わると読者は読みにくいと感じるし、定期的に閲覧してもらえないことに繋がるということをサイト管理人は知っているのだ。だからこそ見て欲しいと思ってサイト更新をしている人はスタンスを変えることに恐怖を覚えるのだ。

僕は4年間鳴かず飛ばずのサイトをやってきて、そういう欲はかなり薄くなっていると自分で思う。だから次の日記にエロ小説を書き連ねても、たいしたことは無い。

ネットにおけるカテゴリー分けの重要性というのは今や常識だ。ニコニコ動画がヒットしたのは動画にコメントが書けることだけでなく、タグを作れることにあるだろう。

それが気に入った動画を見た際、そこで止まるのではなく、気に入った動画と関係のある違う動画を見ることに繋がるのだ。そうした繋がりによって興味の幅が広がり、どんどんニコニコ動画にハマる人がいるのだ。

こういったカテゴリー分けはサイト単位で行われている。「このサイトに行けばオタク系のニュースが見れる」と思うからそのサイトに行くし、「このサイトに行けば芸能人の私生活が見れる」と思うからそのサイトに行くのだ。

だが僕はそういうのが嫌いだ。基本的に二次裏はてな匿名ダイアリーなどといった混沌として、混ざり合ったもののほうが僕は好きなのだ。いろんなものに興味があるのに、ひとつの枠に自らをはめ込み、それ以上のことをしようとしないのが嫌いなんだ。

だからこのサイトは適当に、あくまで適当に進めていく。面白く無いものも書く。書きたければ読者の目なんて気にせず書く。同じ内容のものが2,3日続いても気にしない。コメントで死ねって言われたら、そんなことをいう人間を末代まで呪い殺す。
そういうサイトにしていくことをここに宣言しておく。