創世記1〜25章要約

2003年、高1のときに書いた文書。


まずいきなり神がいるわけだ。そしてその神が天地創造をする。だが始めは闇しかないので光を作る。昼には光を、夜には闇を役割分担させた。これが第一日目。そして次の日、神は水を上と下に分けて上を天とした。そして次の日には下の水を一つの場所に集めて海と地を作った。あと他には地に草木を植えた。これが三日目。四日目には太陽と月を作り、昼には太陽を夜には月をこれまた役割分担させた。次の五日目には生き物を水の中に作り鳥は地の上、つまり空、に作った。6日目には地を這う生き物を作った。それは家畜であり人であり。ちなみに人は神を模して作ったものですべての生き物を支配する能力を持っていた。最後の七日目には神は安息した。これが天地創造
まだ神が雨も降らしてなかったころ神は東のほうにエデンの園を作りそこに人を置いた。エデンの園の中心には命の木と善悪の知識の木が生えていた。他の木のものは人に食べてよいと神はいったがその中心部にある木に成る果実だけは食べてはいけないと忠告した。人はエデンの園を耕し守っていた。神は人が独りでいるのはよくないと案じ野のあらゆる獣、空のあらゆる鳥を土で作ってエデンの園に置いた。だがそれでも助け合う相手を見つけられなかったので人を少しの間眠らせ人から女性を作った。男はアダム、後に女はエバといった。さて次に蛇が出てくる。蛇は生き物の中でもっとも賢かった。そして蛇は女をそそのかして中央の果実を食べさせるように仕向けた。女はアダムにもその実を食べさせた。すると二人は自分達が裸であるということ知ってしまった。神は約束を破った人とそそのかした蛇に罰を加えた。彼らはエデンの園から追い出されてしまった。
アダムとエバカインとアベルという二人の男子を産んだ。ある日カインとアベルが神にささげものをしたとき神はアベルのものにだけ目をくれカインのほうには目を留めなかった。それに嫉妬したカインはアベルを殺した。弟を殺した罪を神の前で悔やみ自分を誰かが殺すであろうといったがそんなことをしたやつはカインの7倍の復讐を受けると神はいった。カインは妻を知り、子を作った。世代が過ぎてエノシュが生まれたころに主の御名を呼び始めたのがこのころ。
アダムの子孫はこのころ皆何百歳と生きた。系図はあまりに長いので飛ばす。
次は洪水だ。地上に人が増え始めると悪いことを考える人も出てきた。人は皆、心の中で悪いことばかり思いはかっていた。それを見て神は嘆き悲しんだ。もう嫌になった神はすべての生き物を拭い去ることにした。だがその中でノアは主の好意を得た。彼は神に従い、尽くしてきた。神は彼にこれからすべての生き物を洪水で消すということを教えて、ノアだけが生き残れるように箱舟を作らせた。神はその箱舟にノアの家族とすべての生き物のメスとオス一匹ずつを入れさせた。洪水が地上に起こったときノアは神のいったとおりにした。洪水は百五十日間の間地上で勢いを失わなかった。洪水が終わりノアは地上に出た。そこで主のために祭壇を築いた。そして主はもう二度と大地を呪うようなことはしないと断言した。
神は人が人を殺したなら殺した人はまた違う人に殺されるということをいった。だから殺すのではなく増えよ、産めよといった。これがノアと結んだ契約である。この契約はすべての生き物にした。神は雲の中に虹を作るといった、これは契約のしるしでありこれがある限り神は二度と洪水を巻き起こしたりしないといった。
ノアの息子はセム、ハム、ヤフェトであった。全世界の人々は彼らから出て広がった。あるときノアが酔って裸になっているときハムがそれを見て兄弟たちにそのことを告げた。それを聞いて二人はノアの裸を見ないように服を着せた。そのときのことを聞いたノアはハムの息子カナンを奴隷とした。海沿いの国々はヤフェトの子孫から出た。狩人はハムから、高原地帯の民族はセムの子孫から出た。
バベルの塔という話がある。このころは世界中どこでも同じ言語を使っていた。シンアルの地に住み着いた人々は力をあわせて天まで届く高い塔を作ろうと考えた。有名になりたいから、それと全治に散らされることのないように。主はそれを見て「皆が同じ言語を話すからこのようなことがおきるのだ」と考え彼らの言葉を混乱させてこの工事を打ち切らせた。この町は混乱(バラル)した町ということでバベルと呼ばれた。
次に書かれているのがセム系図であるが系図は基本的に省略する。その次はテラというセムの子孫の系図が書かれている。ここで書いてあることは主にセムはカナンの地に向かい、ハランまで来たと言うことだけだ。
テラの息子のアブラムは主より啓示を受け旅立つことにした。その旅はアブラムの甥のロトや妻のサライもついていった。啓示の内容は「アブラムは将来多くの人から祝福されるだろう」といった内容のものだった。彼らがカナン地方についたとき主が「この土地を与える」といったのでアブラムはそこに祭壇を築いた。そこからベテルの東の山に行きまた祭壇を築いた。でエジプトに入る。だがそのとき妻サライに妻ではなく妹と名乗れといった。なぜなら妻といったらアブラムは自分が殺されると思ったからだ。ファラオは妻ではないと聞いてサライを宮廷に召しいれた。そのせいで主がファラオと宮廷の人々を病気にかからせた。ファラオはアブラムに対して「なぜ妹などといったのか」と憤慨し立ち去らした。
アブラムとロトは両方とも多くの羊や牛を持っていたので一緒にすむことが出来なかった。だから彼らは分かれることにした。ロトは東のソドムの方向へ行きアブラムはカナン地方に住んだ。ソドムの住民は邪悪だった。
このあと王たちの戦いがありソドムとゴモラの王は天然の穴に落ちた。その戦いに巻き込まれたロトは財産もろとも連れ去られていった。その戦いから逃げ延びた一人の男がアブラムにロトが捕虜になったことを伝えそれを聞いたアブラムは自分の親族を助けなければと奪われた財産を取り戻し、ロトを救出した。そのときソドムの王も助け出し、ソドムの王は財産をすべてアブラムにあげようとしたがアブラムは断った。
神はアブラムの子孫が奴隷になるが彼らは逃げ出し多くの財産を得るだろうといった。それと神はアブラムの子孫に土地を与えるといった。サライには子供がいなかったので彼女の女奴隷のハガルをアブラムのほうへやり、そしてハガルは身ごもった。するとハガルはサライを軽んじた。それに対してサライは怒りハガルに八つ当たりした。だからハガルは逃げ出した。主はハガルにその子供にイシュマエルと名づけよといった。
次の神のお告げは「アブラムは多くの国民の父になるからそのとき名前をアブラハムに変えよ」ということだった。つまりアブラムは王になるといったのだ。あと神が設けた条件は「男はみんな割礼を受けて、包皮の部分を切り取る」ということだった。これが契約の証だった。包皮を切り取らない無礼者は村八分をくらうとのことだ。あと妻のサライの名前をサラにしろということだった。サラはイサクという子を産むらしい。サラは自分みたいな年寄りに子供が出来るはずがないと嘲り笑うと神は怒った。
神はソドムとゴモラの罪は重いので町を滅ぼそうといったらアブラハムが「あの町に正しい人がいたらどうするのか?」という質問を神にした。すると神は「あの町に正しいものがいるなら滅ぼさない」といった。二人の御使いがソドムに着いたときロトは彼らを自分の家に招いた。そのあとソドムの男たちが彼らを嬲るといいにきた。二人の客人はロトにここから逃げろといった。主がソドムを滅ぼすからだ。ロトと身内の人でソドムから逃げた。そのあと主はソドムとゴモラを滅ぼした。神はアブラハムの願いを聞き入れてロトを救い出したのだ。ロトの娘二人はロトを酒浸りにしてロトと寝た。近親相姦だ。
アビメレクはサラをアブラハムの妹だとおもい寝て、神にこっ酷く怒られた。アビメレクはアブラハムになんでこんなことをしてくれたのかといったら彼は「だっておまえら神を恐れてないだろ」といった。さあさてやっとイサクが誕生するわけだ。イサクがイシュマエルにからかわれているのをみてサラはイシュラエルと母のハガルを追い出した。次はアブラハムがアビメレクに対して友好的にあるように頼んだ。
ある日神がアブラハムにイサクを焼き尽くす捧げものとして捧げよと命じた。だからアブラハムはイサクを殺そうとした。自分の子供を焼き尽くそうとしたのだ。だがアブラハムが手にかけようとしたとき神がアブラハムを止めた。神はアブラハムを試したのだ。それでまた神はアブラハムを豊かに祝福するといった。
サラが死んで埋葬した。そのときヘトの人たちが手伝った。
イサクの結婚の話。アブラハムはイサクの結婚相手は水を欲している旅人を見たときに手助けし、それもラクダにも水をあげるやさしさがないとダメだといった。そしてアブラハムは年寄りの僕(しもべ)の娘を試すことにした。その娘の名前はリベカといった。僕がそのリベカを試しにいったときたまたまリベカが僕を見つけて水を僕のために汲みにいった。そしてそのあとリベカの兄のラバンが泉のほとりで一人の男をみつけた。そしてその男、アブラハムの僕、はリベカがイサクの妻になってくれないか頼んだ。そしてそれをリベカは快く了承した。イサクは亡くなった母に代わる慰みを得た。
アブラハムが死んだ。神はアブラハムから打って変わってイサクを祝福した(アブラハムに殺させようとしたんじゃなかったのか)。それでからイサクの息子は双子だった。片方をエサウと名づけ、もう片方をユアコブと名づけた。彼ら二人が成長してエサウは狩人、ヤコブは天幕の周りで働いた。イサクはエサウのことがすきだった、なぜならエサウはイサクの好きなものを狩ってきてくれるからだ。リベカはヤコブを愛した。ある日エサウが疲れているときヤコブになんか食わしてくれと頼んだ。ヤコブは食べ物を上げるかわりに長子の権利をエサウから譲り受けた。