Twitterだとすぐ流れるのでここにメモ。
『遺書』「でも求めると否とにかかわらず、人間というのは、男でも女でも、一生のうちに、一緒に住んでもいいと思う人は、必ず一人は現れるものだといえそうです。ただ、いつ訪れるかは全然わからない。現れるのが仮に八十歳のときで、あと一年で死んでしまうかもしれないとしても、それはそれでいいのです。人間の生活には幸福な生涯も不幸な生涯もないものでしょう。ままならない時間が過ぎていく中で、或る日、天空を仰いで眼を細めて安堵する瞬間があったら、そのときが幸福ではないのかな。」