静かな失恋、そもそも失恋かどうか定かでは無いが

キープ君になりそうになったことがあるので、その女を精神的に甚振ってやったことがある。が、まあ結果としてそうなっただけで、そうするつもりは無かった。
元々その女の子が好きだった。久しぶりに出会って、帰ったあと連絡を取って、家は近くないからとにかく連絡を続けて。まあそろそろ良いかと思い誘ったが反応悪く、ここからまた時間をかけて連絡を続けた。
相手が近所に来るというので、一日都合つけられないかと誘ってみたが、そこで実は彼氏がいるのと打ち明けられる。それから僕は直接連絡はやめる。
mixiでその女の子にいまだに気があるそぶりと、気があるような内容の日記を日々綴る。そしてある日動物園にひとりで行くと私は書いた。他意はなく、単なる痛い振りゴッコだ。結局僕はその日のあまりの寒さに出かけなかったのだが、その娘は動物園にその日、ひとりで行ってたようだ。健気である。
その後、浮気に関する持論をmixiの日記で書いた。なんで書いたか忘れたが、本かテレビの影響だろう。「付き合っている人がいるのに、他の人を好きになることは、寂しさに耐えられない弱い人間だからだ」という内容。これのせいか、これのせいだろう。それから彼女は僕の日記を読みに来なくなった。そしてmixiにログインすることも減った。なんか、傷つけてしまったようだ。
いまだにその娘が好きかと言われたら、わからない。もう一年も会ってないし、そんなことをしちゃったんで微妙である。この微妙という言葉は、本音のところでは会いたいし手ぇ繋ぎたいしセックスしたいという気持ちなんだけど、不可能だとわかってて、そして良い娘ではあるが事実として付き合っている人がいることを隠して僕と連絡を取っていたわけで。まあでも結局は出会ってセックスするまでそのことを隠し通したわけでも無い。なんつうかよ、一概に言えないんだよな。最初の一文のような気持ちもあるが、これは単なる逃げなんですよね。これも単なる痛い振りゴッコなんだよ。でもこう叫ばないとやってられないところを考えると、まだ引きずってんだろうな俺は。