時は私に、めまいだけを残して行く。だからワイングラスの角氷。
いくら呑んでも酔えない心、背中に隠しては、歌えよほら歌うよお前の好きな歌。
麦わら帽子はもう消えた、田んぼのカエルはもう消えた、それでも待ってる夏休み。
だから私の恋はいつも巡り巡って振り出しよ、いつまで経っても恋の矢はあなたの胸には刺さらない。
運がいいとか悪いとか、人は時々口にするけど、そういうことって確かにあると、あなたを見ててそう思う。
悲しみに出会うたびあの人を思い出す、こんなときそばにいて、肩を抱いて欲しいと。